「噂」

賃貸不動産経営管理士資格ですが…。

現在は試験に合格後、資格を取得できますが…

宅建士に条件付きで付帯される話も上がってきたようです…

これは…。

朗報というかたもいらっしゃいますが、既存の資格者にとってはなんとも納得のいかない展開か…。

賃貸不動産管理士協会には、何が何でも資格試験合格者のみに資格を与えて欲しいところです…。 

2018年9月


当時、「国家資格になる」という噂を聞きつけて資格取得した時の「日記」みたいなものです。

私が取得した際の合格率は80%程度。平成29年の合格率は50%…。

民泊問題等も絡み、国家資格化は加速するのか!?

過去の体験談ですが、資格取得をするか。しないか。

を考えている方には少しは参考になるかな…。という思いでHPには残しております。

2018年3月18日

平成25年より「賃貸不動産経営管理士」試験方式が変わるので

「賃貸不動産経営管理士講習試験対策本」なんて言うと「そんなの読む必要ないでしょ~」という意見を頂戴しそうですが、私なりに原稿作成中です。

本にするか、ただ単にHPにアップするかは検討中ですが、その一部の紹介です。

現在は「国家資格になるという噂」「基本講習から試験まで」などなど、数十ページまで出来ております。

もし、その下書きでも欲しいという方がいらっしゃいましたら、気軽に「資料頂戴!」というメールを下さい。

ワードで作成中の資料を送付しますね!

もちろん無料です!

ついでに、資料請求したからといって、何も売りつけませんので御安心下さい!

客観的データと、私の体験を基にしたものですので御意見は受け付けますが、苦情は勘弁して下さい。

いう予定でしたが、

平成25年より「年2回実施する試験」という形態に変更する予定という事で、ここで書き終えた部分を「全て」アップしますね~!  

1.「何となく」取って良いのは原チャリの免許だけ!

 

 そもそも何故「資格」を取得するのか?

 ちなみに、ここで言う「資格」とは弁護士や、司法書士、税理士等の資格は指していませんので悪しからず(一応、宅地建物取引主任者ぐらいまでの資格を指します)。

資格取得には人それぞれの理由があるかと思いますが、そもそもの動機を辿っていくと、その人が「現在、置かれた立場」が強く影響しているのではないでしょうか?

 特に目的もなく、時間に余裕のある方なら「取得しやすい資格を取っておこう」

 転職を考えている方なら「一応、何かの資格を履歴書に書きたい」などなど。

 これらの資格取得理由は、「何となく」という一言で括れませんか?

 「何となく」ほど無意味な動機はないですよね?

 「私は、賃貸不動産経営管理士資格取得を考えているだけなのに何を大げさなことを」とお思いでしょうが、よく考えてみてください。

賃貸不動産経営管理士資格の情報は皆無。

どんなに探しても賃貸不動産経営管理士協議会のホームページか、資格取得者の体験談ブログ。さらにネットサーフィンしていると某サイトに辿り着く。そこにはネガティブな噂ばかり。結局この資格、山のモノとも海のモノとも全く判らない。どんな場面で資格の威力を発揮するのか分からない。

出回っている情報だけでは「賃貸不動産経営管理士資格を取得したい」という決定的動機付けにならない。

しかし、「何となく」気になる資格。

それが賃貸不動産経営管理士。

この「何となく」のまま、時間とお金を掛けることになって良いのでしょうか。

「何となく」申込み。

「何となく」講習会に参加。

「何となく」合格(残念ながら何となく不合格)。

「何となく」賃貸不動産経営管理士となってどうするのですか?

私も大学生の頃、就職活動の際、履歴書に記載できるようにとアマチュア無線、4級小型船舶操縦士免許(現在は2級扱いなのかな?)を取得しましたが、現在その資格はどうなっているか?

アマチュア無線はどうなったか分からず。というより今、資格を持っていること自体、思い出した感じ。

4級小型船舶操縦士は平成10年取得後、放置状態。

当時は、その置かれた立場の中で「これだけは欲しい資格」という位置付けでしたが今、これらの資格はこんな状態です。ただし、これらの経験が無駄であると言いたい訳ではありませんのでご理解下さいね。

さて、私自身、数日間、いや正確には思い立ってから一年間、民間資格であるこの資格に対して賃貸不動産経営管理士資格の取得をしようかどうか迷った一人です。

この章では、賃貸不動産経営管理士資格取得に向けて、

「そうだ。こんな考えで最初の一歩を踏み出してみよう」と思っていただければと思います。

 それでは。

賃貸不動産経営管理士資格取得の話の前に、宅地建物取引主任者資格(以後「宅建」)取得の話と、そもそも宅建を取得した経緯から始めます(宅建は持っていないという方も、毛嫌いせずに読んでみてください)。

私は、4年間、自宅から大学まで電車通学していました(実際には混雑する電車が嫌いで、生意気にも殆どが車通学)。

大学の4年間は最高でした。サークルに入り、好きなバイト(スポーツクラブのインストラクターや、塾講師)をしたり、遊んだり、寝たり。寝たり。寝たり。

そんな時間はあっという間で、3年生からいよいよ就職活動開始。だが、私は遊びすぎ(寝すぎ)で4年生のゴールデンウィークも毎年のように過す。すると周りからは「内定」の声が。この時期になってようやく「就職活動」というより「働くこと」について真剣に考え始めた(遅い!)。

「俺は、何故働きたくないのか?」を何度も繰り返し考え、整理してみた。

働きたくない理由①「混雑する通勤電車が大嫌い」

働きたくない理由②「都内勤務の場合、往復3時間の通勤時間が無駄」

働きたくない理由③「一生、同じ会社に勤めることに飽きてしまうのではないか?」

などなど。

この理由を自分なりに整理していくと、どんな仕事?どんな業種?どんな立場?どんな人生?が自分に向いているか判ってきた。

その答えは漠然と「会社経営者」になること。

大学卒業後、直ぐに会社経営は無理。では、独立しやすい業種だ!ということで不動産業界に就職活動の狙いを絞った。

不動産業界に対しての理想は特に無かったのだが、その業種に就きたいという道筋に迷いは無かった。

バブル崩壊後の不動産業界ではありましたが、多くの内定をいただきました。その中でも「藤和不動産流通サービス株式会社」に入社した理由は、ある役員の方の言葉にありました。

「どんどんこの会社で不動産のノウハウ習得してください。そして自信を得た方は独立して良いですよ」

こんな言葉を言ってくれる会社ってあります?

(それが原因ではないと思いますが、現在では三菱地所グループに…)

ちなみに「藤和不動産グループ」を退社した元社員を、藤和不動産グループでは「藤和OB」という言い方をし、毎年1月に、このOBを集めて懇親会を開くほど、お互い良好な関係を持っていました。

話を戻しますね。

そんなこんなで無事、藤和不動産流通サービス株式会社に入社し売買仲介を担当(賃貸は退社するまで全く知らない状態)。ここまでは自分の人生設計どおり。

次のステップとして、というより今後この業界で生きていくために必要とされる資格。それは「宅建」を取得することだ。

自分の中では、この業界で生きていく為には当たり前の資格と考えていた。

宅建が無いと「車の運転に絶対の自信はあります!見てください!でも、自動車免許は無いですけど」と同じだと。

 ここで「私、宅建は持っていないけど賃貸不動産経営管理士は取ろうかと思う」という方は、何故、宅建は取らないで賃貸不動産経営管理士は取ろうと思うのですか。ここを整理する必要がありますね。

 「宅建は難しいから?」

「自分には時間が無いから?」

「重要事項説明の宅建主任者の署名・押印は部長で良いから?」言い訳はダメです。

 「宅建は難しいから?」って、難しいと誰が決めたんですか?自分で難しいものと決めてしまったのでは?

 「自分には時間が無いから?」私は大学卒業後、就職し往復の通勤電車の中で勉強しました(佐藤孝著「らくらく宅建塾」の一冊だけ!)。時間はみんなに平等にあります。

 「重要事項説明の宅建主任者の署名・押印は部長で良いから?」誰かがやってくれるから、なんて考えて寂しいですよ。誰かがやってくれるのは今だけ。自分がその立場になったらどうするんですか?

 おっと。宅建の話になりそうなので賃貸不動産経営管理士の話へ。

 なぜ、宅建と賃貸不動産経営管理士の話を並べるかと言うと、私のイメージが下記の通りだからなんです。

 

宅地建物取引主任者…不動産全般のスペシャリスト

(この言い方をすると正確には「ゼネラリスト」になるかな)

 

賃貸不動産経営管理士…賃貸不動産経営のスペシャリスト

 

私の中では、こんなイメージですかね。

 前述の通り、はじめての不動産業界では売買仲介だけを扱い、会社を立ち上げてからは賃貸仲介及び賃貸管理が業務ウェイトのほとんどを占めています。そこから賃貸不動産経営管理士への興味を持ったわけですが、不動産取引とは、法律行為に携わるためその専門の知識者、つまり宅建資格者が必要になるわけですが、大雑把に言うと、売主・貸主さん、買主・借主さんの立場を考えて契約行為進めていけば、お互い最高のメリットを享受できると思うんですね。

 逆にいえば、その私の大雑把な考え(想い)を「宅建」という資格が保証してくれていると思うんです。

さて、不動産取引というと身近な取引には思えないですけど、賃貸物件の取引をイメージしてみてください。居住用、事業用賃貸物件取引をする方々は「不動産取引」という概念は薄いと思うんです。もっと身近な取引というか、「行為」に過ぎないと感じているのではないかと思うんですね。

 その身近な「行為」だからこそ、その分野の専門家である賃貸不動産経営管理士という資格を持った者のアドヴァイスが取引当事者の安心感を与えるものだと思います。ただ、ここで宅建を持っているか持っていないかで当事者の安心感に差が出来る、また、相手への説得力にも差が出ることも事実ではないでしょうか?

 不動産取引という大きな括り(普通自動車免許のイメージ)。不動産取引の中の賃貸不動産経営という専門的な括りを考えると、どちらにしても宅建は持っていたほうが良いのではないでしょうか。後の章で書きますが、協議会から届けられるテキストは、宅建の分野の殆どを占めているといっても過言ではないくらいの質!理解のしやすさ!と、素晴らしい出来のテキストです。

 最後に、賃貸不動産経営管理士を目指す方で、宅建をお持ちで無い方は絶対に宅建も目指し資格を取得してください!

宅建を持っている方は「私は売買営業担当だから不要」なんて考えず、賃貸不動産経営管理士も取得してみてください。宅地建物取引主任者と賃貸不動産経営管理士のダブル免許は信頼度アップ間違いなしです。何となく取って良いのは原チャリの免許だけ(冗談)。

 

ちなみに下のデータは以前、賃貸不動産経営管理士協議会で実施したアンケートです。

     自身のキャリアップ、自己研鑽

     将来国家資格になることを期待して

     業務に役立ちそうだから

・ 資格として名刺に記載できるから

 

2.       国家資格になるという噂の根拠は何処 

 この「国家資格になるという噂の根拠」の章ですが、事実、巷ではこの様な噂があること考慮し、受講者目線でその根拠を探るものであり、決して「国家資格になるから今のうちに取得しましょう!」というものではありません。その点はご理解下さい。それでは、本題に入ります。

「賃貸不動産経営管理士資格が国家資格になる可能性があるみたい」という噂も、自分自身をこの資格取得に取り組ませるひとつの要因になる方は多いのではないでしょうか。私もその一人ではありまして。ではその根拠はどこにあるのだろう?

 その根拠を順番に挙げていこうと思います。ただし、列挙する順番はその根拠となる度合いが「強い順」ではなく「出来事順」に、そしてできる限り「データ」を基に私の経験談及びコメントを添えて示そうと思います。

 

<歴史・背景による根拠>

 まず、当資格の歴史・背景を確認する必要があります。「歴史!?そんなのつまらない!」と思われる方もいらっしゃいますので、詳しくは賃貸不動産経営管理士資格のホームページでということになるので、ここでなるべく客観的に分析したいと思います。

資格誕生について考えてみたいと思いますが、比較しやすいようにここでは「宅地建物取引主任者」と比べてみたいと思います。

宅地建物取引主任者の歴史概要

資格種類

設立年

創設者

発足当時名称

国家資格

1958年

建設省(当時)

宅地建物取引員

 余談ではありますが、発足当時の名称「宅地建物取引員」。現在はご承知の通り「宅地建物取引主任者」。名称が変更しておりますね。この変更にはどんな理由があったのかは分かりませんが、ここからは噂の段階で恐縮ですが、現在、国家資格でありながら取引主任「者」と言う名称を「取引士」への名称変更の働きかけをしているということです。

 さて、続いては賃貸不動産経営管理士についてです。

賃貸不動産経営管理士の歴史概要

資格種類

設立年

創設者

発足当時名称

民間資格

2007年

賃貸不動産経営管理士協議会

賃貸不動産経営管理士

 おっと。この一覧表だと宅地建物取引主任者に比べ見劣りしますが、この裏には恐らく人間味溢れた?隠れた歴史があるはずです。

それを私なりの?大人の目線で分析したいと思います。

 まずはその客観的な歴史です。

「賃貸不動産経営管理士資格」が出来るまでは、「賃貸不動産管理士」「賃貸住宅管理士」の二つの名称が存在していました。

2007年(社)全国宅地建物取引業協会連合会、(社)全日本不動産協会、(財)日本賃貸住宅管理協会、(社)日本住宅建設産業協会の業界4団体により「貸不動産経営管理士協議会」が設立。その後、統一資格として「賃貸不動産経営管理士」制度が創設。

私は、不動産業者の代表であり、業界団体の理事もさせていただいているので分かるのですが、この統一化は凄いことですよ!

何が凄いか?不動産業界団体に目を向けてみますが、それは町にある不動産屋さんを見てみてください。必ず「ハトのマーク」か「ウサギのマーク」のステッカーが店頭に貼付されていますから。

一応、超簡単にこのステッカーが何かを説明しますと、不動産屋さんを開業したい!という方は「ハト=社団法人全国宅地建物取引業協会連合会」いわゆる「全宅(読み方:ぜんたく)」か「ウサギ=社団法人全日本不動産協会」いわゆる「全日(読み方:ぜんにち)」のどちらかの団体に所属しないといけないんです(もしくは10,000,000円を預託すると団体に入る必要が無かったり、いくつかの団体が存在します)。超簡単ですみません…。ちなみに私は全宅です。

この同業界にして別団体。つまり、ハトのプライド!ウサギのプライド!があるかは分かりませんが(たぶん有ります)、協力して「貸不動産経営管理士協議会」を立ち上げたのですよ!

不動産業界団体は、どうしてもダークなイメージがあります。しかし、その内部は異常なまでにクリアーを求め、エンドユーザーの方々のことを常に考えている団体だと思います。そんな共通の想いがある団体が、大人の事情を排除して協力したんですよ。

その想いは賃貸不動産経営管理士協議会の目的にあるとおりです。

協議会は、賃貸不動産管理業務が持つ公共性と社会的意義の重要性を認識し、安心・安全な住生活の提供、紛争の未然防止、不動産価値の維持向上の観点から的確な情報提供のできる知識・技術・技能・倫理観を持った賃貸管理の専門家の育成を通じて、賃貸不動産管理業務の適正化、高度化と社会的認識の向上を図り、賃貸不動産市場の活性化と健全化を促し、国民生活の向上に資することを目的とする。

読めば読むほど、その裏にある歴史・背景、設立に携わった想いが分かるはずです。

 

<重要事項説明書への登録番号記載>

当社は数年前まで(社)全国宅地建物取引業協会連合会、いわゆる「ハトマークの全宅」指定の重要事項説明書(以後:重説)及び住宅賃貸借契約書をもっと詳しく、タイムリーに当社なりの補足を加えた書面を使用していましたが、近年、全宅では改訂版を常にダウンロードできる形になった関係で、指定の書面を使用しております。

それでどうしたか?どうしても気になる問題が起こったんです!

全宅指定の重説「管理の委託先」という項目に

「商号」「住所」そして…。

なんと「管理担当者氏名」と「賃貸不動産経営管理士登録番号」が!

しかも「*賃貸不動産経営管理士の登録を受けている場合に記載」との記載が。

最後の*印がどうしても気になりますよね。「私。この登録受けていません」。

「登録を受けていません」で済む話なのかな?何だかこの資格を持っていないことは貸主さん、借主さんに対してちょっと後ろめたい気分に。

 宅地建物取引業法第35条④「第一項又は第二項の書面(重説)の交付に当たっては、取引主任者は、当該書面に記名押印しなければならない。」とある。つまり、業法上では宅建主任者の記名押印で足りるとあるのに、なぜ、「賃貸不動産経営管理士の登録」を記載するのか?

 恐らく、その理由は不動産業界が「信頼される不動産業界でありたい」という大きな方向性の中、賃貸分野に関しては更に貸主さん、借主さん安心して取引をしてもらいたい。特に賃貸取引については「賃貸不動産経営管理士」という特化した資格者がいますからご安心ください、というメッセージなのではないかと思います。

 近年、賃貸借契約上でのトラブルが多く発生し、社会問題にもなっていることを考えると、「不動産取引=宅建主任者」という括りでは若干、片手落ちになる気がしますね。

すでに独立や、総合的に不動産取引に携わっている方は別ですが、私も大学卒業後、藤和不動産流通サービス株式会社に入社し、売買仲介をしていました。この間は完全に「売買脳」。独立してはじめて「賃貸脳」がプラスされようやく「不動産脳」になりつつあります。

 そんな「ちょっと何か足りないかな~」という部分が実は、とても重要なことに気づいた。それが賃貸分野の専門資格「賃貸不動産経営管理士」ではないかと考えます。

 これからはまた余談ですが、後ほど記載する「賃貸住宅管理業者登録制度」が始まりました。全宅指定の賃貸借契約に関する重説では今後、この登録番号の記載を求めるのではないかと思います。

 

<国土交通省のコメント>

 実は、個人的にここが噂の根拠になっているのではと思っています。

賃貸住宅管理業者登録制度の登録が平成23年12月1日に始まりました。多くの不動産業者は登録について疑問を持っていました。中・小企業、特に小企業でしたら社長の判断で「登録のメリットはお客様の信頼を得るために必要だ!」と、あっと言う間に決まるでしょう。

しかし、管理物件が多くなる大企業は事務処理も繁雑になり社員の負担も大きいのでは、ということで「即登録」とはいかなかったようです。

さて、そんな賃貸住宅管理業者登録制度ですので、国土交通省もホームページ上で賃貸住宅管理業者登録制度QAを掲載しました。

まずは、QAに行くまでの構造を簡単に説明します。

『賃貸住宅管理業者登録規程』が大きな括りで存在します。

これを業務処理に特化した規程として

賃貸住宅管理業者登録規程第16条の規程に基づき、賃貸住宅管理業務処理準則を次のように定めるとした『賃貸住宅管理業務処理準則』がある。

この準則に噂の根拠があるのです。根拠となるのは第5条。

(賃貸人に対する管理受託契約の重要事項説明等)

第5条 賃貸住宅管理業者は、管理受託契約を締結しようとするときは、その契約が成立するまでの間に、賃貸人に対して、管理受託契約の内容及び履行に関する事項に関し、少なくとも次に掲げる事項を記載した書面を交付して説明しなければならない。(以後省略)

つまり、簡単に言うと「重要事項説明書」的な要件を記載した書面を交付する必要があると記載されています。

「重説」と聞いてちょっとドキドキしてスタンバイしている宅建取引主任者の方!宅建取引主任者の方も必要ですが、QAにはこのように書かれています(ホームページのまま記載)。

Q36.宅建の取引主任者でなくても、重要事項の説明をすることが出来ますか。

A.重要事項説明を行う者について、資格要件はありませんが、賃貸不動産経営管理士などの重要事項の内容を理解し、相手方に対して適切に説明を行うことができる者が説明することが望まれます。

民間資格である「賃貸不動産経営管理士」という名称が記載されているところがポイントなのではないかな?

国土交通省の方が何となく「賃貸不動産経営管理士」と記載したとは思えないし、何らかの働きかけがあったか、創設後、歴史の浅い賃貸不動産経営管理士の今までの歴史や背景を理解して記載したのか。

記載された経緯は、定かでないが賃貸不動産経営管理士という正式名称が記載されていることは事実である。

 

<(社)賃貸不動産経営管理士協議会の対応>

 (社)賃貸不動産経営管理士協議会は2011年11月「賃貸不動産経営管理士登録者への意識調査報告」をホームページに掲載している。賃貸不動産経営管理士登録者とは、「基本講習(2日間の講習及び試験)」後、合格に対して行われる「登録講習(1日)」を受講し、賃貸不動産経営管理士として登録した者のこと。

この登録者に対して「資格を取得した動機」「本資格に望むこと」等のアンケート調査結果である。詳しい調査結果は(社)賃貸不動産経営管理士協議会のホームページを見ていただきたいのですが、一番気になる「資格取得動機」についての結果は以下の通りです。

 

1位:自身のキャリアップ・自己研鑽…55.0%

2位:将来国家資格になることを期待して…47.5%

3位:業務に役立ちそうだから…44.4%

 

 また「本資格に望むことは何か」という問いについて

 

1位:国家資格化…81.3%

2位:実務に使える資格…43.8%

3位:登録後も様々なカリキュラムが受けられる資格…24.1%

 

この質問に対する協議会のコメントは

「これまでの回答でも国家資格化を望む声も多いことから、本協議会としては、本資格における厳格な運用、倫理、フォローアップ等に対応すべく、組織の充実を図っていきます。」

 となっている。

 国家資格化を言葉にしていませんが、明らかに民間資格に留まることなく、次のステップへの準備をしますと言っているように聞こえます。

 その他、協議会の真摯な姿勢がこのアンケート結果、及びその対応が記載されているので要チェックですね。

 

<おまけ>

 この章の最後に、前述の通り宅地建物取引主任者資格と、賃貸不動産経営管理士の「生まれ方」の違いはありますが、それぞれの合格推移を知っておいても損はないかと思いますので記載します。

 宅地建物取引主任者資格合格率推移

実施年

受験者数(人)

合格者数(人)

合格率(%)

1958年

36,646

34,065人

93.0

1963年

33,189

14,059

42.4

1968年

42,960

10,393

24.2

1978年

88,862

20,114

22.6

1988年

235,803

39,538

16.8

1998

179,713

24,930

13.9

2008

209,415

33,946

16.2

 

賃貸不動産経営管理士合格推移

 実施年

受験者数(人)

合格者数(人)

合格率(%)

2008

3,319

2,690

81.0

2009

2,428

1,961

80.8

2010

2,733

2,066

75.6

 *賃貸不動産経営管理士資格合格者とは基本講習終了試験合格者のこと。

 

3.基本講習仮申込みから本申込みまで

 

賃貸不動産経営管理士の人気はお分かりになったかと思います。

ここでは私の体験談を中心に受講者目線で記載します。

私は埼玉県在勤・在住の為、基本講習会会場は自ずと東京会場がベスト。次に横浜会場。と考えながら、次に自分の日程を照らし合わせてみる。すると、数ヶ月先まで二日間連続で空いている日が無いことが判明。

実は、そんなことで「資格取得したい!」という思いのまま一年間受講することが出来ませんでした。

翌年は絶対に取得せねば!と思い、年越しの際、新しくなった手帳の1月下旬のページに「賃貸不動産経営管理士申し込み準備」と大きく記載。2月中旬に賃貸不動産経営管理士協議会のホームページに年間基本講習日程が発表されるからです。

さあ。ついに東京会場仮申込み開始日です。

が、その仮申込み当日は取引先の方とゴルフ。

「そんなゴルフを優先する人間に、賃貸不動産経営管理士を受講する資格は無い!」という方の意見は甘んじて受け入れます。

 ゴルフをしながらも「明日、仮申込みすれば大丈夫だろ」と。

甘かった。翌日、東京会場を見てみると「仮申込み受付終了」の文字が…。

次の東京会場での日程はどうだろう。うっ。予定が…。

では、横浜会場はどうだろう!うっ。ダメだ。

こんなことを考えている間に、今年も受講できなくなるぞ!と自分に言い聞かせ、全国の会場と日程をチェックしてみると、日程がピッタリの会場がありました。

大阪会場…。

大阪会場となると、最低でも3日間は必要だ。でも、ちょうどこの3日間は何の予定も無い!

思い切って「仮申込み」をクリック!

仮申込書をダウンロードし必要な部分を記載して、協議会へFAX。

協議会へFAX送信後、葛藤が。

なぜ、私はわざわざ大阪に行くのか!?講習終了後試験があるんだぞ!不合格だったら社員には何と言えば…。

仮申込み後、一日経つと気持ちの整理自然とつき、何の気なしに協議会のホームページを見てみると「大阪会場仮申込み受付終了」の文字が。ちょっと優越感。

その後、他の会場の進捗状況も気になり数日チェックしていると、広島会場も受付終了。

恐るべし賃貸不動産経営管理士人気。

さて、ドキドキしながらFAXした「仮申込み」。

 その後、協議会から送られてくる「基本講習受講案内及び受講申込書」の中に「本申込み」があります。

この「本申込み」には時間的制約があり「受講案内及び受講申込書」受領後、10日以内に簡易書留で返送(申込み)することになっています。もちろん10日以内に申込みがされないと仮申込みは無効となりますよ。

仮申込み後、中々時間を作ることの出来ないお勤めの方は暇な時間をみて「顔写真」の手配をしておいた方が良いです。ちなみに、この顔写真が「賃貸不動産経営管理士証」いわゆる携帯できる証明書に貼付されるのでカッコ良く、若しくは綺麗に撮ってくださいね。私は、合格後、改めて写真を提出するものだと思いスピード写真で撮影しそれを受講票に貼付…。

なんだこの顔っ!?ていう証明証と5年間付き合うことに。

下記は平成23年度本申込みに必要なもの

     基本講習受講料20,000円(郵便局、銀行振込の支払証明書を貼付)

     カラーの顔写真1枚(縦3.0cm×横2.4cm)

     必要なものは年度毎に必ず確認してください。

 

 

 

4.基本講習時間割りおよび講義内容

 「仮申込み→本申込み」が終わると、いよいよ試験対策をしなくては!と思うもの。

そんなワクワク感とドキドキ間で数日過し、基本講習約一ヶ月前になると、ようやく受講票とテキストが手元に届きます。

 自宅に届いた封筒を持った第一印象は「重っ!」。

噂に聞いていた数百ページのテキストだ…。この年度はピッタリ600ページ…。

 一気に「試験対策をせねば」というあのドキドキ感が無くなり、変な汗が。

 これを二日間でやり最後に試験を実施するのか?という疑問を誰もが持つはずです。

 この疑問を解決するために、私なりにどのような試験対策をすればよいのか色々と調べましたが、何処にも自分が安心するネタはありませんでした。

そこで、この章の前半では実際に受講したからこそ分かったこと、つまり「基本講習の時間割」を紹介し、中盤では講義内容。そして講習当日の様子を書いていこうと思います。

これらを知っているということは、絶対の武器(安心材料)になります!

 

平成23年度基本講習カリキュラム(第一日目)

時間

概要および受講時間

920

受付開始

 

 

950

1710

ガイダンス           <10分>

倫理憲章と総論         <50分>

管理委託契約の締結

借主の募集と賃貸借契約締結   <90分>

賃貸業務への支援業務

契約・会計管理業務

(前編・後編)         <110分>

建物および設備の管理業務    <80分>

平成23年度基本講習カリキュラム(第二日目)

時間

概要および受講時間

900

受付開始

 

930

  ~1520

 

ガイダンス           <10分>

賃貸借契約に関する知識

最新法令改正について      <110分>

建築および建設に関する基礎知識 <60分>

賃貸不動産経営と税(基本編)  <60分>

1520

1620

修了試験            <60分>

     講義の合間に昼休み等の休憩があります。

 これが基本講習二日間の時間割です。

 どうですか?

それぞれのテーマを最大110分で講義が行われる訳です。あまりにも時間が無いですよね。皆さんは、どう感じられましたか?

講義内容

それでは講義内容全般についての感想です。

「宅地建物取引主任者だから」

「不動産業関係者だから」ということで侮ってはいけません。

不動産という大きな括りでの専門化、不動産のゼネラリストとしての位置付けが宅地建物取引主任者であるならば、賃貸不動産経営管理士は賃貸不動産に特化したスペシャリストとしての位置付けになるはずですから、要所要所で深いところまで理解をする必要があるように感じました。

カテゴリーごとについての感想は、それぞれ専門の講師の方が講義を行います。理解しやすい講師、そうではない講師の方もいらっしゃるかと思いますが、それぞれの項目が一時間強しかありませんので、自分に合う、合わないを考えずにしっかり講義内容を「漏らさず理解し・覚えること」が大事かと思われます。

講師の方はテキストに則って説明をしますので、何度も言いますが「漏らさず理解し・覚えること」が重要です。

~人気の秘密分析~ 

 平成23年度のスケジュールによると基本講習(二日間講習及び試験)は下記の通り年間12回実施されました。

 

前期日程(5月~7月)

1  東京会場  定員310

2回  札幌会場  定員160

3回  東京会場  定員310

4回  大阪会場  定員240

5回  広島会場  定員180

6回  横浜会場  定員200

 

後期日程(9月~10月)

7   大阪会場  定員220

8回  仙台会場  定員120

9回  東京会場  定員310

10回 福岡会場  定員190

11回 東京会場  定員310

12回 名古屋会場 定員200

 

年間スケジュールは近年2月中旬に発表されている。

発表内容は

     会場 

     日時 

     仮申込み開始日時

それでは平成23年度、基本講習日程発表から仮申込みまでの流れを確認してみます。

平成2323日 「平成23年度 講習日程を掲載しました」と発表

          (前期・後期日程全てがアップされます)

     希望会場をクリックすると、仮申込み開始日時が分かります。

いよいよ具体的に行動する時が来ます!

 

平成23314日 「予定通り前期講習第13回会場仮申込み開始」と発表

  * この日までに自分の日程、希望会場を確定しておいてください!

    特に東京会場のスケジュールが合えば、迷わず「仮申込み」ですよ!

    なぜなら…。

平成23315日 10時~前期基本講習会第1~3回会場仮申込み開始

 

 

 

平成23317日 「第1回東京会場仮申込み終了」と発表

     ちなみに、このコメントがアップされるまでタイムラグがありますので、実際には一日か二日で予定人数に達しているのではないかと思われます。

平成23323日 「第3階東京会場仮申込み終了」と発表

     異常な速さで終了していきます。

     仮申込み開始日時は、各会場により異なりますので要チェックです。

 

 東京会場、横浜会場への受講者はとても多いため、ご自分のスケジュールが合いましたら直ぐに仮申込みをすることをおすすめします。ちなみに、大阪会場、名古屋会場も東京会場ほどの早期終了にはなりませんが、受講するかどうか数日迷っているうちに定員に達してしまいますので注意してくださいね。

 先ほどのデータどおり宅地建物取引主任者は毎年約30,000人誕生。賃貸不動産経営管理士は毎年約2,000人が誕生している事実があります。

既に資格を持っている宅地建物取引主任者の一部と、この資格取得に向けて努力をしている方、また賃貸住宅管理業者登録制度が拍車を掛けるので賃貸業に関連している方、これらの方々が今後、受講を考え行動し始めると現状の受講会場、受講回数ではキャパシティ不足を感じてしまいます。


【賃貸不動産経営管理士について】

 「賃貸不動産経営管理士」資格を取得しようとしている方々がまず最初にすることは「情報収集」ですよね。

 でも・・・。

 情報不足・・・。参考書は無し・・・。

 「受講すれば誰でも合格するの?」

 「取得してもどれだけ意味があるの?」などなど・・・。

 私もこんな悩みを抱きながら受講しました。

 皆さんのそんな不安を少しでも解消できればと思い、ブログ「賃貸不動産経営管理士1・2・3」をこちらにまとめてみました(ブログは削除されてしまうので)。

 このホームページは当社のホームページなのですが「賃貸不動産経営管理士1・2・3」はアクセス数トップ(実質は「トップページ」ですけど)。

 次に多いアクセスは「物件情報」(情報量と質を高めなければ・・・)。

 受講される方が少しでも安心?参考?になればと思いますので気軽に読んでみてください。

 *気になることや、知りたいことがありましたら超気軽にメール下さいね!

   当社は普通の不動産屋ではなく、何でも気軽に相談できる不動産屋ですからね!

 

「モリトーク・賃貸不動産経営管理士」

   ~2011年7月15日~

 

この資格の意義は、どれほどかは分からないけど(ほとんど無いでしょう)、どうしても気になったので受験してみました。

 

何しろ、年に2回、各地域(東京・札幌・大阪・広島等)で開催されるのですが、東京会場は受験登録受付日に締め切りというほどの人気?ぶり・・・。他会場は数日募集状態が続きますが。

 

いつも東京会場の実施日には予定が入っていたので、思い切って「大阪」へ登録!

 

しかもそのときは、無駄にも飛行機で・・・。

 

最近ハワイにも行ってないし、飛行機にも乗りたかったので。

 

ついでにラッシュ時の電車が大嫌いな私は、もちろん羽田まで車。

 

羽田から飛行飛行時間は45分。

 

あっという間。

 

でも、晴れていたので、ずっと外を見ていると日本地図を見ているみたいで楽しかった~。

 

大阪での出来事はまた次回。

 

 

 

「モリトーク・賃貸不動産経営管理士2」

   ~2011年8月4日~

 

先日「ところで、賃貸不動産経営管理士資格持っているの?」と聞かれました。

 

私は、もちろん取得していますよ(宅建ももちろん)。

 

質問した方は、取得を考えているらしいのですが、時間的な余裕もなく合格できるかな?と不安を抱かれていたことと、先日のBLOGへのアクセス数が異常に多かったので、受験を考えている方に経験談を少々書きますね。

 

では、準備段階から。

 

まずは、この資格の人気ぶりは異常ですね。東京会場は申し込み開始日で満員。その後、大阪・名古屋の地方都市が数日で満員・・・。何があるんだ!?と思うほど。

 

ならば詳しく調べねばと思い検索サイトで『賃貸不動産経営管理士』と検索掛けると、意外とヒットせず・・・。

 

ヒットするのは『にちゃんねる』ネタにずらずらと・・・。

 

『要らね~』『無駄・・・』『宅建取れない人の資格』・・・。

 

そんなコメントばかりでこの時代の閉塞感を感じる今日この頃・・・。

 

要るか要らないか。無駄か無駄じゃないか。その判断ってどこなんでしょう?

 

損得、意味があるかないかで物事考えるのはナンセンス。突き詰めれば生きていること自体、何の意味があるのかまで考える必要がある。だから、目先の損得・意味があるかないかを考えることなんて『考える』に値しないですね。

 

ちなみに私がこの資格を取得しようと思ったきっかけは、

 

宅建協会指定の賃貸借契約書に記載項目があるから』です。

 

もちろん宅建主任者番号を記載するのは宅建業法上義務ですが、賃貸不動産経営管理士の登録番号まで記載場所があるんです。そこを空欄にしているのが気になるので取得を考えました。

 

話を戻しますね。

 

本音で言うと、不動産関係勤務者や宅建取得者がこの試験の受験要件である2日間の基本講習を受講して『なるほど!』と、うなることは特に無いでしょう。

 

仮に『なるほど!』と思うようでは少々残念ですね。

 

残念とはいえ、講習1日目で「なるほど!」と思った人は復習すべきですね。

 

「そうだよね。いつもそんな考えで業務に携わっているよ」と思えた人も一応3時間ぐらいは見直ししたほうが良いですね。

 

なぜなら、試験時間は60分。問題数は40問。一問二分掛かるとアウト!

 

実際、迷う問題が数問あります。「あとでチェック!」なんてやると完全に時間切れ。

 

そうならないためにも講習後は「わざわざ言われなくても分かってるよ~!」と言う方でも、試験時に迷わず突き進める準備するためにも最低3時間(私が実際に掛けた時間)は必要かな。

 

超本音で言うと、復習も要らないかも(逆に考えすぎて迷うかな・・・)。

 

でも、合格発表までドキドキするより試験終了後『満点合格だな』って思える方が良いですよね。

 

結論。この管理士資格試験・試験準備を通して「自分をスキルアップさせたい!」と考えればきっと合格しますよ。と奇麗にまとめましたが、本当に本音で言うと『テキストだけ買えるなら買ったほうが良い』って感じの良いテキスト。

 

賃貸不動産経営管理士受験を考えている方。きっと自分のスキルアップにつながりますよ。

  

 

「モリトーク・賃貸不動産経営管理士2」

   ~2011年8月8日~

 

先日のブログに対して、メールでの問い合わせが数件あったので、こちらにもお応えしますね。

 

【質問】

 テキストと同じような文章で出題されるのですか?

【応え】

 似たような表現で出題されますが、損害保険の初級?普通?資格取得試験のような「バチっ」とハマる表現はなかったかと思います。

 

【質問】

 細かな数値の出題はありましたか?

【応え】

 細かな数値の出題はありましたが、恐らく、出題者の意図を考えると数値の正誤を応えさせる問題では無いかと思います。なぜなら、賃貸借契約から税務・建築施工方法等、網羅する範囲が広いため、細かな数値を問うことに意味が無いと考えるのが妥当ではないでしょうか。

 

【質問】

 実際、どのくらい勉強すれば大丈夫でしょうか?

【応え】

 合格解答率は70~80%と言われています。簡単に言うと40問出題中10問間違えられるのです。この数字をどう捉えるかだと思います。人間ですから数問は「???」というものが出てくるでしょう。その数問が7問あれば、あと3問の猶予があるわけですが、このような引き算の考えをすると何のために資格を取得するのか分からなくなります。この資格は宅建と違い、取得してもしなくても良い資格の訳ですから、勉強の仕方としては100点を取る勉強法をすることに意味があるでしょう。

 

【ちなみに私の試験日の流れ】

 講習前日:羽田

        ↓

        大阪(日航ホテル大阪チェックイン)

        ↓

        なんばグランド花月 お笑いライブ鑑賞(19時から21時)

        ↓ 

        たこ焼き食べ比べ

        ↓

        ホテルのラウンジで心を洗う

 

  講習日 一日講習(感想「明日は税務・建築施工なので明日が勝負か!?なので、今日やっ

              たところは絶対に間違えることは出来ないので復習でもしようかな~」)

        ↓

        夕方から、また、なんばグランド花月 お笑いライブ鑑賞

        ↓

        餃子「珉珉」で豚肉唐揚げ定食と卵スープを飲む

        ↓

        夜11時~12時半 一応復習

        ↓   

        夜1時からマッサージ

      

 試験当日 朝7時から1時間復習(満点取るためと、自分のため)

        ↓

        朝8時半 試験会場へ

 

【試験終了の瞬間の感想】

 時間も少ないのは分かっていたけど、見直しが出来なかったのが少々不安(こんなに時間の短い試験は見たこと無い!)。でも怪しい問題が2問あったけど、考えれば考えるほどループに入っていく感じの問題だったかな。しかし!テキストを見直したらズバリ書いてあったね・・・。勉強不足!