「段取り八分」に近いね。

「段取り八分仕事二分」

正確な言葉の意味とは違うけど「世の中の楽しい出来事」(もちろん仕事においても)に関する事象はこの言葉に近い気がします(意味分かります?)。

こんなことを思ったのは先日の川越市花火大会でのこと。

この花火大会。

自宅の窓から丸見えで、当日は自宅前の道も地元の人々が集り、車を車庫に入れるのも一苦労・・・。

こんなことがあるから・・・。

1週間前

「今年は晴れるかな」

数日前

「渋滞もあるのかな?18時半までには車庫に入れないと。」

前日

「夕食はどのタイミングで食べようか?花火中?前?後?」

当日

「縁日っぽく焼きそば、お好み焼き、枝豆なんかを買って、花火を見ながら食べよう!あっ。風呂は花火の前に入っておこう!」

と、花火の当日までやることは特に無いのだが、気にすることがある。

なぜか!?

それは「花火大会は楽しいもの」と相場が決まっているから。

当日19時。花火の打ち上げが始まる。

カメラなんかも向けてみる。上手く写らないのも分かっているが、やってみる。

19時10分。

ちょっと飽きてくる。

花火は20時30分まで続く。

「段取り八分仕事二分」の言葉同様、

花火大会は花火大会が始まったときには終わっているのだ。

 

夏休みの国内旅行なんかも同じではないか?

夏休みの計画を数ヶ月前に漠然と考え。

1ヶ月前には具体化。

数日前に出発時間を決める。

渋滞を考えて、お菓子を買ったり。

旅行先でのレストランをピックアップ。

旅行当日は

「朝早くて眠いな~(せっかく楽しみにしていたのに!)」

「渋滞か・・・。(分かっているのにイライラ・・・)」

旅行先についてみると、

その準備段階のテンションと比べるとそれほど高くない・・・。

 

仕事もしかり。

物件案内、契約や決済。

その日の流れを考えたり、お客様のことを考えたりするとその前段階での準備は結構多い。

 

「段取り八分仕事二分」

だからといって「花火大会を見ないで良い」「旅行は意味がない」

と言うことではないですよ。

実際には全ての行事・イベントが終わった、数年後。

覚えていることは準備段階というよりは「二分」のイベントの方じゃないでしょうか?

こんなことを真剣に考えてみた。